- メインフィーチャーマップの配列レーンの塩基配列の間に別の塩基配列を挿入します。
注意事項
- 塩基配列が挿入されるため、挿入位置より下流にある塩基位置やフィーチャー位置がすべて自動的にシフトします。
- コーディング領域の内部に挿入位置がある場合は、下流のアミノ酸配列やストップコドンが変わる場合があります。
- 従って、コーディング領域の長さが大きく変わる場合があります。
- また、3の倍数以外の塩基数が挿入されると読み枠が変わります。
- 制限酵素認識部位の内部に挿入すると、通常認識部位ではなくなります。
挿入塩基配列の指定方法には以下の4種があります。
- Input入力エリアに直接塩基配列をキーインする方法:
- 挿入する塩基配列を格納したファイルを参照する方法:使用できるファイルフォーマットは、GenBank,EMBL,FastA, ABI, SCFです。
- クリップボードにコピーされている塩基配列をペーストする方法:フィーチャーレーンやシーケンスレーンから塩基配列をクリップボードにコピーできます。
- クリップボードにコピーされている塩基配列とフィーチャーをペーストする方法:フィーチャーレーンやシーケンスレーンから塩基配列とフィーチャーを同時にクリップボードにコピーできます。
操作方法
- 配列レーンの塩基配列上にマウスを移動します。
- マウスの形状が変わります。
- 2つの塩基の間でマウスクリックします。
- 「Input Sequence」ダイアログが表示されます。
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- 「Input]入力エリアに挿入する塩基配列を直接キーインします。
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- 「Insert]をクリックします。
- 「Insert Nucleotide?」という確認メッセージが表示されます。
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- 「はい(Y)」をクリックします。
- 指定した配列の間に入力した塩基配列が挿入されます。
- 下流にフィーチャーが登録されている場合は、すべて挿入塩基長分自動的にシフトされます。
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- 挿入する塩基配列が格納されたファイルを指定する場合は、File Name入力フィールドに絶対パス表示のファイル名を直接入力するか、「Ref…」をクリックします。
- 「Insert」をクリックします。
- クリップボードに挿入する塩基配列がコピーされている場合には、「Paste from Clipboard」がクリック可能になっています。
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- 「Paste from Clipboard」をクリックします。
- クリップボードから塩基配列がInput入力エリアに挿入表示されます。
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- Input入力エリアに表示された塩基配列は編集可能です。
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- 「Insert」をクリックすると、挿入位置に入力エリアの塩基配列が挿入されます。
- クリップボードにフィーチャー付きの塩基配列がコピーされている場合には、「Paste Sequence and Feature(s) from Clipboard」チェックボックスがチェック可能となっています。
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- 「Paste Sequence and Feature(s) from Clipboard」チェックボックスにチェックします。
- 「Ref…」ボタンとFilename入力フィールドが使用不可となります。
- 「Insert]をクリックします。
- 挿入塩基位置にクリップボードの塩基配列が挿入され、それに付随するフィーチャーも転記されます。