1つの塩基配列の末端同士を ライゲーション します。
これを セルフライゲーション と呼びます。
IMC で セルフライゲーション を実行すると、その塩基配列の属性が Linear から Circular に変更されます。
このため、その フィーチャーマップ を表示すると、それまでは末端までしかスクロールできなかったものが、同一方向に 無限スクロール できるようになります。
これを元の 線状DNA に戻すには、同じ位置で切断する必要があります。
両端が同じ 制限酵素 で切断されていた場合は、その制限酵素で 消化切断 すれば元の 線状DNA に戻ります。
操作
- メインフィーチャーマップ に セルフライゲーション する 塩基配列ファイル をロードします。
- メニューから Cloning -> Simple Ligation を選択します。
- Ligation ダイアログ が表示されます。
- リストには、メインカレントディレクトリー にロードされている全配列が表示されています。
- Self Ligation チェックボックス にチェックします。
- 2nd ラジオボタンがInactiveになります。
- セルフライゲーション を行う配列の 1stラジオボタン をオンにします。
- 「Ligation」をクリックします。
- 確認メッセージ が表示されます。
- 「はい(Y)」をクリックします。
- ライゲーションが実行され、
- 完了メッセージ が表示されます。
- OKをクリックします。
- Ligation ダイアログ の対象配列の DNA形状 が
マークになります。
- 「Close」をクリックします。
- Ligation ダイアログが閉じます。
- メインカレントディレクトリー の対応する配列の DNA形状 も
マークとなっています。
- その配列を カレント配列 とします。
- 右側の メインフィーチャーマップ に セルフライゲーション した配列のマップが表示されます。
- 両方向にスクロールすると、無限スクロール でき、ライゲーションされた塩基位置を中央に表示することも可能となります。