IMC Q00 タイリングアレイプローブ自動設計

タイリングアレイプローブを自動設計します。

機能

  • プローブ塩基長を指定できます。各プローブの先頭塩基同士の距離(塩基数)を指定できます。
  • プローブを設計するストランドを指定できます(Forward Strand, Reverse Strand, Both)。
  • rRNAなどの指定した注釈(フィーチャーキー)を避けて、プローブを設計できます。
  • プローブが設計された位置に何らかの注釈がある場合、その内容を取り込むことが可能です。
  • プローブ名に任意の頭文字(プレフィックス)および指定桁数の連番を指定可能です。
  • 以下ののフォーマットで出力可能です。

出力フォーマット

  • Agilent Simple Format
    • Agilent Simple Format はProbeIDとSequenceからなる1プローブ1行あたり2カラムのカンマ区切りのCSVフォーマットです。
  • Agilent Complete Format
    • Agilent Complete FormatはProbeID, Sequence, TargetID, Accessionns, GeneSymbols, Description, ChromosomalLocationからなる1プローブ1行当たり7カラムのカンマ区切りのCSVフォーマットです。
  • IMC Standard CSV Format
    • IMC Starndard CSV Formatは、IMCが標準的に使用する1プローブ1行当たり5カラムのカンマ区切りプローブ記述CSVフォーマットです。

操作方法

  1. メニューのArray Analysis --> Probe Designを選択します。あるいは、ツールボックスからProbe Designをクリックします。
    • Probe Designダイアログが表示されます。
  2. 設計するプローブ塩基長とプローブ間のステップ距離を設定します。また、プローブを設計するストランドを指定します。
  3. プローブを設計するストランドを指定します。
    • 「順鎖上(Forward)だけ」、{逆鎖上(Reverse)だけ」、「両鎖(Both)上」を指定できます。
  4. rRNAやrepeatなど特定のフィーチャーキー上をプローブを設計したくない場合は、そのフィーチャーキーにチェックします(複数指定可能)。
  5. セットボタンをクリックします。
    • 実行確認メッセージが表示されます。
  6. 「はい(yes)」ボタンをクリックします。
    • プローブ設計の実行が開始されます。
    • 実行が終了すると、設計されたプローブのリストウィンドウが表示されます。
  7. 出力フォーマットを選択します。出力可能なファイルフォーマットは以下の3種です。
    • Agilent Simple Format
    • Agilent Complete Format
    • IMC Original CSV Format
  8. ProbeIDの接頭文字列として任意の英数字を指定します。
    • ProbeIDの連番は、数字ゼロのみ指定可能です。ゼロの個数で連番の桁数を指定します。連番は1から開始され、1ずつ増加されます。
    • ProbeIDの最後にストランドを示すFあるいはRの接尾文字列がつきます。
  9. 出力対象のプローブにチェックします。
    • Select Allをクリックすると全部にチェックされます。
  10. Reverse Selectedをクリックすると、現在のチェックされているプローブはチェックがはずされ、逆に現在チェックされていないプローブにチェックされます。
  11. Select All on Plus Strandをクリックすると、順鎖上にあるすべてのプローブにチェックされます。
  12. Select All on Minus Strandをクリックすると、逆鎖上にあるすべてのプローブにチェックされます。
  13. CSVボタンをクリックして出力ファイルを保存します。
    • Save CSV Fileダイアログが表示されます。
  14. 保存するファイル名とディレクトリを指定します。
  15. Agilent Simple Formatを選択した場合の操作方法
    • Agilent Simple Formatを選択した場合は、ProbeIDの接頭文字列と連番を設定できます。
    • 設定した後、Setボタンをクリックすると設定がリストに反映されます。
  16. Agilent Complete Formatを選択した場合の操作方法
    • Agilent Complete Formatを選択した場合は、ProbeIDの接頭文字列と連番の他に以下の設定が可能です。
  17. Description桁に設定するために参照されるオーバーラップフィーチャーのフィーチャーキーとQualifierを指定します。
  18. Chromosome 番号を指定します。
    • TargetIDには、参照ゲノム配列ファイルのAcession Numberが採用されます。
    • Acessionには、NA|NAが設定されます。
    • GeneSymbolにはDescriptionで指定したフィーチャーキーのQualifierが参照されます。
    • Descriptionには、参照されたオーバーラップCDSフィーチャーのProductが参照されます。
    • ChromosomalLocationには、Chromosome 番号とプローブの塩基位置が生成されます。
  19. 設定した後、Setボタンをクリックすると設定がリストに反映されます。
  20. IMC Original CSV Formatを選択した場合の操作方法
  21. 操作する項目はありません。