IMCには、別のサーバ等で実行したBlastの結果をインポートする機能が実装されています。
ただし、Query配列の名称をGenBankファイルのCDS名とリンクさせ、一致させる必要があります。
これを簡単に一致させるためには、以下の方法を使います。
A.IMCで出力した各CDS別のQueryファイルをBlast実行時に指定します。
- IMCに対象のGenBankファイルをLoadしておきます。
- メニューからSearch --> FK Searchを選択します。
- CDSを全部選択し、
- アミノ酸配列付きで、
- FastAファイル出力します。
B.外部サーバでBlast検索を実行します。
- A4で出力されたファイルをQueryにして、Blastを実行し、結果ファイルを得ます。
C.IMCにBlast結果ファイルをインポートします。
- IMCに対象のGenBankファイルをLoadします。
- メニューからFile --> Importを選択します。
- BのBlast結果ファイルを指定します。
- Blast検索結果が各CDSに貼りつきます。
D.Blastスコア範囲毎にカラー識別されたフィーチャーマップを表示します。
- メニューからOption Setting --> Feature Setting --> Blast Colorタブを選択します。
- Blastのスコア別のカラー設定を編集します。デフォールトでよければそのままにします。
- メニューからView --> Show with blast colorを選択します。
- 各CDSがBlastカラーで描画されます。
A~Cは、IMC上でBatch Homology検索を実行すると、一層簡単にできます。