In-Fusion PCR クローニングプライマー設計機能
現在のところ、プライマー設計機能だけが搭載されています。このプライマーを使用したPCR クローニングはIMC上では実行できません。
In-Fusion プライマー設計とは?
- In-Fusion PCR クローニングとは、末端平滑化やライゲーションが不要、かつ、1 反応でPCR 断片を任意のベクターにクローニングする手法です。線状化されたベクターの末端配列をインサートするDNA 断片のプライマーに付加することで、効率のよいクローニングが可能です。
In-Fusion プライマー設計操作方法
- 任意のベクター配列をフィーチャーマップに読み込んでおきます。
- 「In-Fusion」ボタンをクリックします。
- 「In-Fusion プライマー設計ダイアログ」が表示されます。
- 「Primer 1」、「Primer 2」にすでに作成したフォワードプライマーを指定します。
- 「Restriction Site」にベクターのMCS にある制限酵素認識サイトを指定します。
- 「Run」をクリックします。
- 設計された「In-Fusion」プライマーセットが表示されます。
- 生成されたプライマーセットを指定して、「Save as a (New) Primer...」をクリックすると、このセットは、「プライマーリスト」に登録できます。
- 生成されたプライマーセットを指定して、「CSV」をクリックすると、Excel で読込可能なファイルとして保存で
きます。