ゲノム解析ソフトウェア技術情報サイト

インシリコバイオロジー株式会社 公式技術情報サイト

機能メニュー

IMC i01L 制限酵素による環状ベクターの開環

環状ベクターを制限酵素で開環します

操作

  1. 環状ベクターの塩基配列をカレントメインディレクトリ―にロードします。
  2. 例としてサンプル配列 「pColdV.gbk」をロードします。
  3. メインフィーチャーマップにロードした配列が表示されます。
  4. このベクターを一箇所だけ切断する制限酵素を見つけます。
  5. メニューから「Cloning -> Restriction Enzyme -> RE Registration & Editing…」ボタンをクリックします。
  6. 「Enzyme Selection」ダイアログが表示されます。
  7. 「Select Enzyme」セクションの「Result」フィールドで「Any Enzyme」にチェックします。
  8. 「which have from」および「To」フィールドに「1」を入力します。
  9. Select All」をクリックします。全部の制限酵素にチェックされます。
  10. 「Show Recognition Site…」をクリックします。
  11. 「Recognition Site」ダイアログが表示されます。
  12. たとえば、BamHI がMCS を1箇所だけ切断することがわかったので、BamHI にチェックを入れます。
  13. 右側ペインに認識部位が表示されます。
  14.  
  15. 右側ペインのBamHIにチェックを入れ、「Digestion」ボタンをクリックします。
  16. 確認メッセージが表示されます。
  17. 「はい(Y)」をクリックします。
  18. 「Digestion list」Window が表示されます。
  19. 消化断片は1個だけリストされています。
  20. その断片にチェックをつけ、「Load」ボタンをクリックします。
  21. 「Completed!!」完了メッセージが表示されます。
  22. 「OK」をクリックします。
  23. メインフィーチャーマップに開環されたベクター配列がロードされます。
  24. 線状になったDNAは、水平方向へのスクロールに終点があります。
  25. メニューから「Cloning -> Ligation -> Simple Ligation…」をクリックします。
  26. Ligation ダイアログが表示されます。
  27. リストの一番下に開環されたベクターがあり、その両末端の形状が表示されます。
  28. 末端形状は、メインフィーチャーマップの配列レーンでも見ることができます。
  29. 水平方向にスクロールが止まるまでスクロールします。

 

SureServer for SAKURA(EV)