Cloning タブペインでは、PCR Primerや、ライゲーションに関するパラメータの変更を行います。
PCR反応では、PCR産物の末端のアデニン1塩基突出に対応するか否かを設定できます。
また、PCR産物の最大長を指定して、最大値以上の産物塩基長をもつPCRが実行できないように設定できます。
さらに、PCR産物のファイル名にPrimerIDを自動的に付加する設定ができます。
ライゲーション関係では、末端の形状と相補関係を充たすことを判定するか否かを設定できます。
PCR Setting セクション:
Add A-Base to both 3’ends チェックボックス:チェックするとPCRを実行した場合に、そのPCR産物の両方の3’末端にA (アデニン)を1塩基突出させます。
Max Product Length テキストフィールド:正の整数を入力します。この数値を超える塩基長をもつPCR産物は生成されません。
Attach Primer ID to the File Name of the Product チェックボックス:チェックすると、PCR産物として生成されたファイルのファイル名にPrimer Idを付加します。
Ligation Setting:
End Check チェックボックス: チェックすると、ライゲーションの際にライゲーションされる塩基配列の末端の形状をチェックし、完全に相補的な形状と配列をもたない場合はライゲーション産物を生成しません。チェックを外すと、末端の形状に関わらずライゲーションが可能となります。
Feature Setting 共通操作ボタンについてはこちらをご覧ください。