- アミノ酸配列を参照ゲノム塩基配列上にマッピングし、新規フィーチャーとして登録します
- 指定したアミノ酸配列(複数可能)を、現在フィーチャーマップとして表示されている参照ゲノム上にマッピングし、ヒットしたエントリーを新規フィーチャー(mRNAなど)として登録します。
- マッピングには、tBlastNのアルゴリズムが使用されます。
アミノ酸配列マッピングの操作方法
- 参照ゲノムの塩基配列を読込み、フィーチャーマップ上に表示します。

- メニューからGenome Analysis -> Mapping -> A.A. Sequence Mapping をクリックします。

- A.A.Sequence Mapping実行ダイアログが表示されます。

- A.A.Sequence File(s) のRef… をクリックして、マッピングするアミノ酸配列を指定します。
- ここで、指定できるアミノ酸配列は、FastAフォーマット、GenPeptフォーマットなどです。gzで圧縮されたファイルも指定可能です。
- アミノ酸配列選択するダイアログが表示されます。
- アミノ酸配列ファイルを指定します。

- Runボタンをクリックします。
- 確認メッセージが表示されます。

- パラメータを変更する場合は、Parameterボタンをクリックします。

- このパラメータはNCBI Blastのパラメータ設定に基づいています。
- 通常はデフォールトのパラメータ設定を使用します。
- 「はい(Y)」ボタンをクリックすると、マッピングの実行が開始されます。
- 実行時間は、アミノ酸配列の個数や配列長、参照ゲノム塩基配列の塩基長に比例します。
- 実行中は、処理進捗状況を占めるメッセージが表示されます。

- マッピング処理が終了すると、結果リストダイアログが表示されます。

- 各行のAlignmentをクリックすると、ペアワイズアラインメントダイアログが表示されます。

- 結果リストダイアログを使って、新規フィーチャーを登録します。
- マッピング結果は、3タイプに分類されます。
- 入力アミノ酸が、完全に参照ゲノム塩基配列にマッチした場合
- 入力アミノ酸が、不完全に参照ゲノム塩基配列にマッチした場合
- 入力アミノ酸配列が、まったくマッチしない場合
- 前者2タイプの結果は、参照ゲノム上に新規フィーチャーとして登録することができます。たとえば、完全マッチ配列を、mRNAフィーチャーとして登録し、不完全マッチ配列は、miscRNAフィーチャーとして登録することができます。CDSなど別のフィーチャーキーを指定することも可能です。
- Insert Featureをクリックします。
- 確認メッセージが表示されます。

- 「はい(Y)」をクリックします。
- Feature Settingダイアログが表示されます。

- 新規登録されるフィーチャーの任意のQualifierに同一のValueを設定できます。また、Qualifier /locus_idに指定した接頭文字と、任意の桁数をもち、任意の数値から開始される連番を登録することができます。

- イントロンをもつ真核生物の場合は、エクソン・イントロン領域を識別してフィーチャー登録されます。
- イントロンの最大塩基長を制限できます。
- Run をクリックします。
- Feature登録が完了すると完了メッセージが表示されます。

- OKをクリックします。
- メインフィーチャーマップに登録されたフィーチャーが表示されます。
